元航空自衛官のミリタリー日記(自称!広報運動員☆彡)

自衛隊ネタと日常をブログにしています。

F-4ファントムⅡは「永遠に不滅です」 今までありがとう!

本題に入る前に、トニー・スコット監督の映画「トップガン」の続編が今アメリカで話題なのは皆さまご存じでしょうか?トム・クルーズ主演の映画です。

知っていましたか?

 

日本版の公開はまだ現時点では未定ですが期待できると私は思っています。

 

トップガン(吹替版)

トップガン(吹替版)

 

 


8機のF-15イーグル戦闘機大編隊飛行! 小松基地航空祭2019

 

最近は防衛省ネタが多いブログになっていますが、

新谷かおるさんの「エリア88」「ファントム無頼」などが懐かしいです。

コミックは子供の頃によく読んでいました。大空への憧れや戦いの厳しさを教えてくれるそんなお話ですよね。本当に懐かしいです。

 

私もシンやサキ、ミッキーが大好きで社会人になってもよく読んでいました。

それなのに飛行機にあまり詳しくないので最近になって後悔しています。

やっぱり勉強は大事です。

 

 

 

話を戻して、あの有名なファントムが引退していたことを

皆さまはご存じでしょうか?

 

そんなの知るか!!

と、またお叱りの声もあるとは思いますが飛行機好きなら誰でも興味を持っている話題です。知っていて損はないと思いますので今回も最後までご覧ください。(^^)/

 

私は最近になってファントムの引退を知りました。茨城県にある百里基地というところで直接F-4ファントムⅡを見に行ったことがあります。

 

オジロワシ・ファントムは、マニアだけでなく子供からお年寄りまで幅広い層で支持されていて引退を惜しむ声が日本中から上がったというから本当に驚きです。

 

オジロワシとはファントムの部隊のシンボルマークで北海道の北部や東部にのみ生息するタカ科の一種です。

元々は北海道にある第302飛行隊からスタートしてソビエト連邦の脅威に対応するための部隊だったのです。

 

航空自衛隊ではF‐86F戦闘機の後継機種として1971年から配備を開始しました。

F‐4EJファントムです。それから改良機F‐4EJ改が配備されました。

 偵察機型でもあるRF‐4EJを運用するのが第501飛行隊ですが、
新しい偵察機の導入予定はもうないようですが、

 

日本では総数154機にまでなった事もあり国防や偵察の要なのです。

 

しかし、年々新開発が進み旧式化してきたことと増強を続けている諸外国に対応することで今後の防空が難しくなっているため、もう最新鋭機を迎え撃つための機体性能に不安があるのと機体が1950年代に開発されていることから、もう限界のようです。

 

こうして、最新鋭のステルス機F-35Aへと未来の国防のためにバトンタッチされたようです。

 

2019年3月2日第302飛行隊の名前にちなんでこの日が選ばれました。

 

F‐4ファントムⅡの引退の日です。

 

日本中のファンに惜しまれながら国防は最新鋭機F‐35Aへと引き継がれていったのです。

 

私はこのことを自衛隊の本を読んで知った時に思ったことは一言です。

 

「ファントム今までありがとう!」

 

そして、日本中のファンの声「ファントムは永遠に不滅です」

 

これからも飛行機好きには愛され続けてほしいものです。

 

私もこの引退を知ってもっと航空機の事が知りたくなりました。

まだまだにわか知識ですが航空機やヘリコプターなど乗り物についてももっと勉強したいです。乗り物の魅力は男のロマンです。女性の方はどう思われますか?

 


ファントムが本気を出すとこうなる@オジロワシF-4ファントム機動飛行予行@2012.10百里基地

 

ここからは他の戦闘機の紹介と映画「トップガン」に関わるお話を簡単にさせて頂きたいと思います。

 

戦闘機は、トニー・スコット監督の映画「トップガン」で有名ですが、主人公のマーベリックの乗る戦闘機はF‐14トムキャットです。この機体ももう生産されたのは、

今から40年以上前の1973年にアメリカ海軍のF‐4ファントムⅡの後継機として生産されました。

 

映画「トップガン」は続編が出る予定で世間をお騒がせしています。

 

気になる映画は、主人公マーベリック(トム・クルーズ)が教官役で出演するというから驚きです。どんな映画なのかとても楽しみにしています。

 

そのF‐14トムキャットの先輩と言っていいF-4ファントムⅡですが、

世界で5000機以上も生産された世界でもトップクラスの人気ぶりだから驚きです。

 

日本の国防をになう、F‐15Jイーグルが総計1233機生産されたことからも

その人気と性能の高さは説明が要らないくらいです。

 

ちなみにF‐14トムキャットはアメリカ向けに約200機で生産を終了しています。

 

戦闘機は非常に高価で1機のお値段が約120億円とも言われており、ステルス機でも同じくらいの値段です。

 

戦闘機はとっても高価な買い物なのですね。ちなみに日本では航空自衛隊でF‐35Aを105機購入するとアメリカ合衆国ドナルド・トランプ大統領と安倍晋三首相が日米首脳会談の共同記者会見で発表しています。

 

国防はお金がかかるのですね。開発者やパイロット、そして整備員さんだけでなく、

機体の購入のために日夜、お仕事を頑張る関係者の皆さまにも感謝です。

 

戦闘機や航空機にかかわるすべての人たちに応援のメッセージと感謝の気持ちを送りたいです。

 

 

 

 

 

最後に国防についての疑問を少し紹介です

 

今の日本の国防の情勢は国民の皆さまの理解が深まっているとはいえ、まだまだ知られていないことが多くあり、話題も少ない事をとても寂しく思っています。

 

日夜、頑張る隊員さんやその家族、関係者は一生懸命になってくれていることを私たちは日常の生活で意識することはあまりなく、戦闘機や護衛艦についてブログにしている私も「お前はそんなに詳しいのか?」と聞かれると私もあまり知識もなく勉強しようという気持ちがあってもなかなか先に進めません。

しかし、勉強の方法はネットで調べる事や、新聞を読む事で客観的に考えること。

そして、自衛隊に関係する本や雑誌を読むことで、豆知識や雑学も身に付くのではと思います。

 

映画にしても軍事物は他にもたくさんあります。

 

外国では徴兵制度はどこでもあり、任意でも義務化でも一定年齢を迎えると皆、軍事について学んでいるのです。

日本だけ学びが少ない事でこれからのグローバル社会に対応できるのでしょうか?

疑問を言い出したらきりがなくこれといった回答も見つけられないので今回は

どうして、国を守ることについてもっと関心を持ってくれないのでしょうか?

 

私の考えをもう少し聞いてください。

 

外国からの脅威があってもなくても憲法に何と書いてあったとしても、アメリカ合衆国との同盟があっても最後に自分たちを守るのは、自衛隊の皆さまと私たち国民のひとりひとりのこころがけ一つです。

そうすることで国防や自衛隊で頑張る人たちの努力が報われるのではないでしょうか?

 

自衛隊は国の宝であり国民の財産です。

 

私はそんなことを思っています。これからも国防についての疑問もブログにしますのでよろしければご覧ください。

 

最後までご覧いただいて、いつもありがとうございます。