専門学校での生活がスタート!私はこうして自衛官になりました。その1
専門学校での生活がスタート!私はこうして自衛官になりました。その1
こんにちは。元航空自衛官の水沢貴志です。
昨日から私の若かりし頃の思い出を記事にしています。
今からもう20年くらい前のお話ですが、国防を志した学びの場は忘れることはないですね。
今でも私の通っていた専門学校は残っているようで公務員と夢を目指して多くの若者が勉学に励んでいるようです。
そんな私の思い出を今回はご紹介します。
専門学校はマジできつかった。自衛官になるために頑張りました。
公務員の専門学校に入学するとおよそ300名くらいの生徒と入学式を行いました。
皆、高校を卒業したばかり。
夢に向かって頑張る!!!
そんな意気込みを持っていたのです。
しかし、そんな中でも現実はそんなに甘くはありませんでした。
4月に入学でしたが、公務員試験は9月から10月にかけて第一次試験が行われます。
二次試験もありますが、筆記試験でもある一次試験に合格しないと夢である公務員になれないのです。
その期間はおよそ半年です。
授業初日に先生から説明を受けると待っていたのは勉強の時間です。
睡眠時間は一日、4時間程度でした。
ご飯を食べることと入浴すること。
学校へ通うまでの時間以外はずっと勉強をしていました。
その勉強時間は多い時で一日、21時間ほど。
本当に厳しい。
そう思っていました。
授業は2つのクラスに分かれていましたが、1カ月もしないうちにそれぞれのクラスの学生の半分が授業に来なくなったのです。
およそ150名程度が試験を受ける前からの挫折。
公務員試験は厳しい!!!
本当にそう感じたのを覚えています。
授業の休憩時間もおよそ、5分ほど。
分刻みのスケージュールだったのです。
最初の関門は基礎知識です。
ある程度の基礎がないと試験を受けても合格点には程遠いのです。
そのために最初に偏差値の試験を受けるとあとは自分の苦手科目の克服と得意分野を伸ばすためにがっちりなカリキュラムが組まれたのです。
そして数的推理と判断推理のテストを行ったのです。
これは公務員試験でよく出る筆記試験です。
これを毎日、ひとつ、100問の問題を一日、数回、解くことでテストを合格点になるようにひたすら反復練習を行っていたのです。
公務員試験では絶対に必要な試験のために私も必死になって練習をしていました。
これは本当に厳しかったです。
今思い出してもよく頑張ったと思っています。
公務員試験は国家公務員三種の試験が一番人気でこの試験に合格するために基礎を最初はみっちりと学びました。
一つだけ楽しみがあったのはお昼時間です。
学校の近くにあるおいしい和食店でかつ丼や天丼を平らげながら同級生と将来を夢を語り合っていたのが懐かしい思い出になっています。
このお昼の充電があったから厳しい試験を乗り切ることができた。
私は今でもそう思っています。
そして基礎学習である春の期間が終わるころ、本格的な追い込みでもある夏の合宿が始まったのです。
続きは明日、記事にします。
公務員を志している方は今からでも遅くないのです。
勉強をしましょうね。
経験者としては基礎学力がないとどんなに頑張っても筆記試験の合格は難しいのです。
ある程度は専門学校でテストの解き方などを教わりますが、最後に頼れるのは本当に自分だけですよ。
自分とどのように向き合い、試験に臨むのか?
試されているのが公務員試験でもあります。
自衛隊に限らず、公職に就く。
その重みを少しでも感じていただけると幸いです。
最後までご覧いただいて、いつもありがとうございます。
水沢貴志