海上自衛隊の掃海任務!海外でも活躍する隊員たちについて
終戦後、日本海には6万個、以上の機雷があり、海上自衛隊が掃海任務にあっていることを記事で知り、掃海業務と言うものを勉強することにしました。
訓練を受けた潜水士の活躍や日本の掃海の歴史を知ると本当に勉強になります。
私は映画やドラマの「海猿」くらいしか知らないので日本人の活躍と情熱には、
ただ驚くことばかりです。
でも「海猿」の2006年に公開された映画 「LIMIT OF LOVE」
(リミット・オブ・ラブ)は感動の連続でした。
豪華客船に取り残された主人公の潜水士と乗客と、救助に当たる海上保安官たちの活躍を本当に上手に描いているので、お勧めの映画です。
海の世界にあこがれを持ってしまうようなそんなお話です。
私は特に映画の最後のシーンが一番印象的でした。
海上保安庁の本部が豪華客船の要救助者の救助を諦めた時に主人公の上司が最後まで諦めない姿勢と救助の命令を出して現場の保安官や潜水士たちがその期待に応えるというところが本当に感動できる名シーンです。
ドラマも感動できるお話です。
海に生きる世界を知ることが出来る名作なので皆さまにも知って頂きたいです。
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今日も話題は自衛隊です。
それも機雷の掃海についてです。
正直いってどうしていつもあまり目立たないようなことを記事にしてしまうのかを考えてしまう事もありますが、実際に勉強してみると海外からも高く評価されていることです。
まだまだ防衛については初心者マークですが、日本人なら知っておきたい内容を分かりやすく、でもユーモアを忘れずに記事にしていますので、楽しんでいただければとても嬉しいです。今日も最後までご覧ください。(^^)/
お話の前にまず、掃海って何?という事が疑問だったのでこちらから紹介です。
ときどき、そんなことも知らないのか?とお叱りを受けそうですが専門的な内容ではなく、分かりやすさを重視していますので、続きを読んでもらえると嬉しいです。
機雷を排除することを掃海と言うようです。
これでは、簡単すぎますか?
大丈夫です。段階的に解説をさせて頂きますのでご安心ください。
その機雷を排除する掃海部隊はもちろん海上自衛隊の艦艇ですが大きく分けて3つあります。
・機雷敷設能力と母艦能力を持つ「掃海母艦」
・深深度での機雷排除能力を持つ「掃海艦」
・沿岸域での高い機雷排除能力を持つ「掃海艇」
です。
少し、掃海や機雷について興味を持ってもらえましたか?
ここで、海上自衛隊の掃海部隊の第1掃海隊の司令を務める小関1等海佐のお話を聞いてみましょう。
「日本の生命線であるシーレーンを守っているという誇りを持ち任務に励んでいます。時代に求められる新たな任務への『挑戦』を胸に抱き、誇りを持って励みたいと思っています。」
実に頼もしいお言葉。シーレーンを守ることもお仕事なのですね。本当に頭が下がる思いです。これからも頑張って頂きたいという応援の言葉を送りたいです。
また、海上自衛隊の活躍は外国からも高く評価されています。
タンカー乗りも絶賛している海上自衛隊の掃海についてもう少し詳しくお話させていただきます。
1991年にペルシャ湾の掃海活動ではとても高い評価を受けています。
日本は初となる海外実任務になりました。
日本はいろいろな理由から海外での任務は掃海が初の海外での任務になり、
また、苦しい国内事情から、諸外国より遅れてのスタートだったのです。
当時の日本の装備はまだ旧式で30年も諸外国に遅れていました。
しかし、当時の海上自衛隊員は諦めませんでした。
ペルシャ湾沖に潜む機雷は海上自衛隊に一任されましたが100%の掃海に成功しているのです。
浮遊機雷はアメリカやイギリスが担当していたのですが、危険な任務は最後になっていたのです。
また、ペルシャ湾では当時も現在でも海賊やゲリラがいて重装備で攻撃しているともあります。
しかし、当時の隊員の努力で自衛隊では犠牲者を出すことなく任務を完遂したのです。
とても誇らしい事ですよね。私は掃海に任務にあたる海上自衛隊員を誇りに思っています。
次にそんな任務に就いている隊員たちのお仕事でもある危険を伴う、機雷について簡単に解説します。
機雷はきらいです。とか言わないでくださいね。(笑)
機雷は16世紀の中国・明王朝時代に誕生し現在まで急速に進化を遂げています。
一番普及している機雷に触発機雷と言うものがあります。
これは、機雷についている触角(角の部分)が船体に接触して折れることにより、爆発するようになっています。
また、感応機雷というものもあります。
これは磁気の変化や船舶のスクリュー音、水圧などに反応して爆発するものです。
こうしてみると機雷と言うものは本当に危険で船舶にとって脅威になるものだと改めて思う所です。
そんな機雷を除去する最前線で任務に就く潜水士の声を聞いてみましょう。
「音や時期などに反応する感応機雷はステルス性が高く、見つけにくい機雷が増えています。しかし私たち掃海に携わる者は最新の知識と技術を磨き、努力を怠ることなく、真摯に任務と向き合わなければいけないと実感しています。」
と任務に就く岩崎1等海尉は掃海任務についてこのように述べられています。
本当に危険と隣合わせのお仕事なのですね。
最後に、EODと呼ばれる水中処分員の紹介をさせていただきます。
まだまだ記事にしたいことがありますが、分かりやすさを重視していますので説明はいつも簡単なものを心がけております。続編も検討していますので期待してください。
水中処分員はEODと呼ばれていて、EODになるためには潜水の基礎から学ぶようです。
「スクーバ課程」
「潜水課程」
を終了してから爆発物処理を学びます。
水中処分課程を修了すると初めて、潜水と爆発物処理と言う2つの任務が遂行できるのです。
掃海艦艇が爆発物らしいものを見つけるとゴムボートで現場に向かいます。
どんな環境でも冷静に対処できる適性を求められるので気の抜けないお仕事ですね。
これからも、機雷処理を頑張って下さい。応援しています。
まとめ
・映画の影響は大きいと思います。海でのお仕事をテーマにした作品に感動しています。
・機雷の排除が掃海の任務だという事を知って勉強をしました。皆さまにも興味を持ってもらえると嬉しいです。
・掃海艇の種類を知って掃海部隊にも興味を持つようになりました。勉強したことをまたブログにしたいです。
・小関司令のお話と海上自衛隊の海外での活躍を誇りに思っています。
・機雷の性能と水中処分員EODのことを知って続編を書きたくなった。
最後に、今回は真面目なお話になってしまいましたが、日本人としてとても重要な仕事が掃海任務であり、誇りでもあるという事を知ってもらえるととても嬉しいです。
現在でも、自衛隊の海外派遣はニュースになり、反対する人たちの意見も多くありますが私は自衛隊の任務と活躍を知るとその功績と実力に全く不安もなければ不満もありません。むしろ誇っていい事ではないでしょうかと声を大にして言いたくなります。
今日のテーマはいつもと違って現実を見つめるような厳しい内容になってしまいましたが、その任務や功績にも夢や誇りを持ってほしいと願っています。
記事を読んで良かったと言ってもらえるととても嬉しいです。
読者の皆さまに学びと新しい発見があれば記事にして良かったと思います。
もう少し私の考えを聞いてください。
外国では徴兵制度はどこでもあり、任意でも義務化でも一定年齢を迎えると皆、軍事について学んでいるのです。
日本だけが学びが少ない事でこれからのグローバル社会に対応できるのでしょうか?
私の考えです。
外国からの脅威があってもなくても憲法に何と書いてあったとしてもアメリカ合衆国との同盟があってもなくても最後に自分たちを守るのは自衛隊の皆さまと私たち国民のひとりひとりの心がけひとつです。
そうすることで国防や自衛隊で頑張る人たちの努力が報われるのではないでしょうか?
自衛隊は国の宝であり国民の財産です。
私はそんなことを思っています。これからも国防についての疑問をブログにしますのでよろしければご覧ください。
今日の記事が国を守るという事を考えるきっかけになれば幸いです。
次回作を期待してください。
最後までご覧いただいて、いつもありがとうございます。