サムライグリーンの挑戦!!防衛大学生たち
サムライグリーンとは防衛大学校出身者で選抜されたチームの事です
陸軍士官学校、別名サンドハーストから剣が贈呈されたことに由来して
サンドハーズと名付けられました。
今日も自衛隊の記事です。
ずっと自衛隊の記事になっているので戸惑っていらっしゃる方もおられるのではないでしょうか?
しかし、自衛隊の活躍は災害派遣だけではなく、海外でも高い評価を受けています。
そこで初心者マークながら勉強するとこで楽しくユーモアを持って読者様にお伝えできればと思いブログにしています。
お叱りの声などあるかもしれませんが専門用語びっしり!1
という事はなく、初心者の方でも楽しんでいただける記事を目指しています。。
今日も最後までご覧ください。(^^)/
今回はアメリカ合衆国にある各国の士官候補生たちの資質を育てる戦技競技会
サンドハースト競技会の主に参加した日本チームサムライグリーンについてお話します。
サンドハーストは1975年から内容を拡大させて約50キロメートルを走って移動しつつ、途中で射撃や偵察、戦闘などの、実戦に即したミッションを組み合わせている
総合戦技競技会の事です。
ちょっと今回は専門的かもしれませんがそれでも楽しくユニークにをモットーに記事にしています。
防衛大学生の参加者の声もありますのでお楽しみにしてください。
競技の参加にも目的があります。
それは、戦技競技を通じて士官候補生たちのリーダーシップを養うことや軍人としての専門性を養うこととあります。
防衛大学生チームも国際的な交流を含めて、将来の幹部自衛官として世界各国と直接能力の場を与えられ、競技を通じて「日本ここにあり」という存在感を示すという大きな目標を持っているようです。
国際交流も防衛大学生の大切な学びなのですね。
将来の国防のためにも頑張って頂きたいと切に願います。
競技会に参加する防大生チームの参加は今回は52名の応募者の中から面接や試験を経て
26名に絞り込み2019年1月から訓練を開始しました。
チームを率いる久多見3等陸佐はこうお話されています。
「今年は、個々の体格や身体能力よりも、チームワークを発揮できる協調性を重視して選考しました。」
やっぱり個人の能力も大事ですが何よりも仲間、チームワークが大事なのですね。
自衛隊の考え方に毎日勉強させていただいている私です。今日も新たな気づきがありました。続きをご覧ください。
アメリカ行きをの13名を選抜して、アメリカ合衆国にあるニューヨーク州の陸軍士官学校(ウエストポイント)に向かったのです。
防衛大学生があまり訓練しないような、木登り、着衣での水泳、重量物の運搬、
など、競技会直前の春休みまで自主トレを行っていたようです。
久多見3等陸佐はこうもおっしゃっています。
「去年比で、訓練時間を1.5倍設けました。学生たちは大変だったでしょうがそれだけの結果は出せました。」
心強いですね。今回の協議会の結果に反映されていることを期待しながらどんな訓練なのかを続けて紹介します。
強化した訓練内容で世界上位を目指すと明言されています。
ここで参加者の防衛大学生の声を聞いてみましょう。
高橋さん(女性)は尊敬する訓練担当指導教官から勧められて参加を決めたようです。
「世界と戦える機会は貴重です。チームでの目標達成に全力を尽くします。」
と意気込みを語っています。
もう一名紹介です。
八尾さん(女性)は去年に続いての参加です。去年とは違う立場で力になりたいとお話されています。
「この訓練に全力で挑めている自分が、どれほど恵まれているのかを実感しています。悔いだけは残さないように戦います。」
どの方もとても頼もしく思います。世界にその実力を示していただきたいものです。
これからも訓練と勉強を頑張って下さい。応援しています。
ここで本番を想定した訓練について紹介します。
総合訓練が選抜された13名に対して行われてきました。
こちらは3カ月にわたり厳しい訓練が行われてその総仕上げとして行われたのが東富士演習場での総合訓練です。
次に総合演習で行われた訓練内容についての紹介です。
総合訓練ではミッションの内容はすべて英語で書かれたカードで行われ、小銃や装備品約20キログラムを背負いながら、途中でビバーク(野営)しながら2日間にわたり行われる訓練です。どれも厳しいものですが競技会で上位を狙うためです。
・障害競走
鉄棒、壁などで構成された巨大なアスレチックに挑んでいます。
公園にあるようなアスレチックを巨大化したもので難易度はとても高くて、身長をはるかに超える高さの鉄棒やカベ上の障害を乗り越えたり、階段状に設置された丸太にしがみつきながら登ったりします。
このような施設は他には少ないようで訓練場の確保が大変なんだそうです。
メンバー全員ができるだけ早くクリアすることが目的なので、身長が低い学生には膝を貸したり手で、押し上げたりと皆で協力しながら進んでいきます。
・機動
各ミッションの合間には数キロメートルに及ぶ移動の繰り返しです。
競技会では常に装備を身に着けて移動します。
移動距離は1日数キロ。トータルで50キロメートルを移動します。
移動の際は次のチェックポイントが指定されて、地図で確認し、コンパスで位置を確認するアナログな方法です。GPSが使えない事態を想定してのことです。
移動中には制限時間もあり、ペース配分なども重要になってきます。
子供の時に参加したオリエンテーションのようですね。
大事なことは自分の所在地を見失わない事だそうです。
迷子になってしまいますから。
教官からは「チームの体力を考えて日陰を走ることなどの工夫をするように」と指導があるようです。
・戦闘衛生
けが人を担架で搬送しながら上り坂もあるので注意が必要です。
インタビューの中で一番きつかった。と言う声が多い訓練です。
味方のけが人役を担架に乗せて約2キロメートルを歩くのです。
敵の襲撃も警戒するところが自衛隊ですね。
担架もかなり重いがひとり20キログラムも装備品も重いのでこれは大変な訓練ですよね。
役割の交代もあるようですが最も厳しい訓練の一つのようです。
後いくつかを紹介します。
・メモリー
得点が期待される日本のお家芸だそうです。
記憶力が試される訓練です。
さまざまに描かれたマークが並べられたカードを記憶して、時間が経ってから答え合わせをするものです。
日本人向きなのか防衛大学生は毎年トップスコアをたたき出すというから驚きです。
・重量物運搬
最後のミッションは重い荷を担いでから2キロメートルを走る競技です。
丸太や地雷などの重い荷物を全員で協力して2キロメートルにわたって運ぶのです。
2人がならんで丸太を運ぶことが楽だと分かるとさっそくチーム内で共有。
ゴールまでの距離を装備品を抱えながら歩いた。
こうして1夜2日の訓練は終了してあとは本番で力を発揮することに集中することになりました。
隊長から学生たちにワッペンが授与されていよいよアメリカ合衆国へ。
・過去最高の成績を出した防衛大学生13名サムライグリーンたち
今年のサンドハースト競技会はアメリカ陸軍士官学校(ウエストポイント)で行われました。
防衛大学生たちは49チーム中総合7位の成績でした。
「自分の弱みを見せることも大事なことだと感じました。途中で助けを求めることも必要ですね。」と山本さん
分隊長を務めた八尾さん「今年はチームを引っ張っていく立場に。途中から分隊長としてチーム最優先でやれました。」
こうして苦難を乗り切った防衛大学生の声を聞くとなんだかとても頼もしく思えます。
訓練お疲れさまでした。
今後のご活躍を願っています。とエールの言葉を送りたいです。
まとめ
・サムライグリーンの活躍を初めて知ってとても驚きました。アメリカでの訓練本当にお疲れさまでした。
・リーダーシップを養う訓練に軍人の誇りと自衛隊の信念を感じてなんだか誇りに思います。
・国際交流もとても大事な任務。これからも続けてほしい。
・防衛大学生の声が元気があってこれが若者の意気込みと思うとこちらまで元気と勇気を貰えるような気がします。
・訓練内容の厳しさにとても驚いています。さすが自衛隊です。それでも乗り越えてほしいものです。
最後に、防衛大学生は大学生としての勉強だけでなく戦技も含めた戦闘訓練の内容の高さに非常に驚いています。
今どき戦争なんてもうないよ。と言う方もおられるかもしれませんが、いつの時代も戦争がないことなどありえません。
有事に備えた自衛隊の訓練は私は非常に大事なものだと思っています。
北朝鮮のミサイルの脅威に半島の有事の可能性、中国の台頭など日本を取り巻く安全保障は年々厳しさをましています。
しかし、私たち日本人の感覚はあまりに平和的ではないでしょうか?
もっと自衛隊や軍事に関心を持っても良いのではないのかと思っている今日この頃です
私の考えをもう少し聞いてください。
外国では徴兵制度はどこでもあり、任意でも義務化でも一定年齢を迎えると皆、軍事について学ぶのです。
日本だけが学びが少ない事でこれからのグローバル社会に対応できるのでしょうか?
私の考えです。
外国からの脅威があってもなくても憲法に何と書いてあったとしてもアメリカ合衆国との同盟があっても最後に自分たちを守るのは自衛隊と私たち国民のひとりひとりの心がけひとつです。
そうすることで国防や自衛隊で頑張る人たちの努力が報われるのではないでしょうか?
自衛隊は国の宝であり、国民の財産です。
私はそんなことを思っています。これからも国防の疑問についての疑問をブログにするのでよろしければご覧ください。
読者の皆さまの学びと新しい発見があれば記事にして良かったと思います。
今日の記事が国を守るという事を考えるきっかけになれば幸いです。
次回作を期待してください。
最後までご覧いただいて、いつもありがとうございます。