元航空自衛官のミリタリー日記(自称!広報運動員☆彡)

自衛隊ネタと日常をブログにしています。

防衛大学流アウトバウンド教育

防衛大学生が海外に留学する記事を見つけた。

今回は防衛大学についての記事を書くことにしました。

 

防衛大学と言うと偏差値の関係から滑り止めや腕試しに受験する事でも有名です。

受験費用も掛からず志望校受験よりも早い段階で自分の実力も分かることが魅力の一つです。

 

しかし、実際の入学の関してはどのような学校なのだろうか?

 

 

 

今回も勉強したことをブログにしました。

 

ずっと自衛隊ブログが続いています。

最後にさりげなく自分の考えなども書いていますので正直戸惑っている読者様もおられるかもしれません。

しかし、前回もお話させていただきましたが自衛隊の実力は本物で、災害派遣も含めて、国内からも外国からも高く評価されています。

 

私がブログにすることで初心者マークながらもその魅力をお伝えすることが出来れば嬉しいと思い今日も記事を書いています。

専門用語がびっしり!!

と言ったお堅い記事ではなく、ユーモアと分かりやすさを重視ししていますのでテンポよく楽しく読んでいただければ幸いです。

今日も最後までご覧ください。(^^)/

 

防衛大学と聞くと自衛隊の学校じゃん!!

戦闘訓練ばっかりだろう!!

 

と言った声がさっそく聞こえてきそうです。

 

いえいえ、勿論学生たちは戦闘訓練も受けるし、学校と言うより自衛隊かもしれませんが、国際交流も行っているのです。

 

優れたリーダーを養成するため海外留学生を受け入れたりまた、海外に留学したりしています。

 

今回は防衛大学校の歴史や伝統が続く卒業ダンスパーティー、海外留学生の声を記事にしました。

続きも分かりやすく簡素に書いていますのでどうぞ楽しんでください。

 

リーダーたる素養を培うため1952年、防衛大学の発足にあたり初代校長の槇智雄氏は自身のイギリス留学や海外で得た見識を基に、将来、人の上に立つ自衛隊の幹部を育てるため、「知・徳・体」の均衡のとれた人材教育を目指しました。

 

そのためには「高い視野」「科学的な思考力」「豊かな人間性

を育むことが大事だとした指摘が引き継がれて今日の防衛大学教育訓練の基本方針となっている。

 

やっぱり大学の基本方針は大事ですよね。

初代学校長の教えは今でも伝わっていると思います。

 

また、人材育成においては、学生舎内で全員が共に生活して規律や自主性を育む制度や博士課程までの大学院教育を完備して高い知識を習得する学習システムを設けています。

 

共同生活は寮生活のようでとてもいいですね。

博士課程も習得できるとは本当の大学のようです。

 

軍事関連教育だけでなく、一般大学と同程度の教養を身に付けられるシステムです。

 

調べて思いました。防衛大学校は一般大学と学力は変わらないです。

 

これは世界の士官学校を見ても非常にまれなケースでもあります。

 

初めて知ったことで非常に驚いています。

日本では初めての試みがとても多いですね。

 

また、学生約40人を希望した国の士官学校への留学も行っています。

 

これまでに1200人の学生を海外で学ばせた実績があります。

 

多くの学生が海外に留学することで国際感覚と高い語学力を身に付けていることを知ってとても頼もしく思っています。

 

野国際センター長はこう述べられています。

 

「今後自衛官として活躍するときには当然グローバルな視点が必要です。

国際性抜きに語れない時代が来ているので国際性は必須の要素。

防衛大学が提供する国際的視野を広げる機会を生かして、皆さんにはグローバルスタンダードを目指してほしいです。」

 

国際感覚を持った自衛官の養成は急務なのですね。

これからはグローバルな時代がやってきます。

ひとりでも多くの防衛大学生に国際感覚を身に付けてほしいと願っています。

 

防衛大学行では卒業時には「卒業ダンスパーティー」が行われています。

 

リーダーたるもの真の紳士淑女にして、真の武人たれ。

 

槇学校長の教えが今に生きていると言われています。

 

もう何十年も行われているという卒業ダンスパーティーでは卒業を祝うとともに

社会的マナーを学ぶことを目的に都内のホテルで開催されているようです。

 

「式典やレセプションなどに出席した時には、卒業ダンスパーティ―に参加したことが良い事前練習になったとか。スマートな立ち振る舞いに周囲の方から感心されたなどの話が卒業生から聞かれるようです。」

 

卒業ダンスパーティーは「真の紳士淑女」を目指して一人前の大人として、将来の幹部自衛官として世界に恥じないプロトコール(外交儀礼)を学んだ防衛大学生たちのその成果が見られる特別な舞台なのです。

 

ここで海外の士官学校に留学した防衛大学生の声を聞いてみましょう。

 

「外から見た自衛隊を理解したくて英語圏であり長期留学できるため、オーストラリア連邦国防軍士官学校に5カ月間留学しました。」

 

応用物理学科の4年生でもある林さんは特に25キログラムの背のうと4キロの装備を持ち、傷病者へ対応を行いながら山の中を機動展開する訓練などが印象的でした。

とお話されています。

 

国際関係学科の4年生、田中さんはアメリカ合衆国陸軍士官学校

 

アメリカ軍の士官学校で、約4カ月間学びました。この留学ではアメリカ陸軍の小部隊訓練を体験できたことや同じ学生の戦地へ赴く覚悟や責任感に触れることが出来たのは大きな財産です。学業だけでなく総合的な知識を身に付けるべく邁進しようと決意しました。」

 

田中さんはサンドハーストにも参加されたようで今後の活躍が期待できますね。

 

防衛大学校と聞くとお堅いイメージがありましたが、自分で勉強してみるとそうでもなく一般の大学と同じようなカリキュラムや留学制度を知って自衛隊のイメージも良いものに変わりました。

 

グローバル化が求められる中、国際感覚を大切にしながら幹部自衛官として優れた指揮官になってほしいと切に願います。

 【dエンジョイパス】

まとめ

 

・リーダーたる素養に「知・徳・体」があることを知り誇らしく思います。

・1200人もの学生を海外へ留学させたことはとても大きな実績です。

 語学力だけでなく国際感覚も任務に活かしてほしいです。

・グローバルな視点で考えることが出来る幹部自衛官の養成に常に先を考えている  教育方針だととても感心しています。

・卒業ダンスパーティーに「真の紳士淑女、にして真の武人たれ」ということが伝わってきます。

・留学生の声を聞くと海外留学に興味を持ちます。私もアメリカに留学したくなりました。

 

 

教育方針からダンスパーティ―、海外留学など、もはや一般の大学と変わらないように思えるのが防衛大学校です。

 

常に先を考えて未来の国防をになうにふさわしいリーダーになってほしいと心から願っています。

 

最後に私の考えを少し聞いてください。

 

外国では徴兵制度はどこでもあり、任意でも義務化でも一定年齢を迎えると皆、軍事について学んでいるのです。

 

日本だけが学びが少ない事でこれからのグローバル社会に対応できるのでしょうか?

 

私の考えです。

 

外国からの脅威があってもなくても憲法に何とかいてあったとしてもアメリカ合衆国との同盟があっても最後に自分たちを守るのは自衛隊の皆さまと私たち国民のひとりひとりの心がけひとつです。

 

そうすることで、国防や自衛隊の皆さまの努力が報われるのではないでしょうか?

 

自衛隊は国の宝であり、国民の財産です。

 

私はそんなことを思っています。これからも国防についての疑問をブログにしますのでよろしければご覧ください。

 

読者さまの学びと新しい発見があれば今日記事にして良かったと思います。

 

今日の記事が国を守るという事を考えるきっかけになれば幸いです。

 

次回作を期待してください。

 

最後までご覧いただいて、いつもありがとうございます。