元航空自衛官のミリタリー日記(自称!広報運動員☆彡)

自衛隊ネタと日常をブログにしています。

空てい部隊!空に白いバラが咲く!

空てい部隊の事を記事で知り勉強することにした。

軍事に明るい人なら誰でも、「空に白いバラが咲く」と言うそうです。

しかし、私は自衛隊の初心者マークです。

全然知りませんでした。

 

今回も自衛隊の記事です。

 

それも誰もが聞いた事のある第1空挺団についてです。

 


陸上自衛隊「第1空挺団」降下訓練

 

私の知識不足で読者さまから読んでもらえない記事になったり、お叱りの声があるかもしれませんが初心者の目線で分かりやすく、ユーモアのある記事を心がけています。

物足りないところもあるかもしれませんが、今日も最後までご覧ください。(^^)/

 

日本唯一の空挺部隊は、千葉県船橋市八千代市にまたがる地域に敷地を持ちます。

 

陸上自衛隊習志野駐屯地にその本拠地があります。

 

その前に空ていって何?

 

とさっそくの疑問が浮かんできたので、簡単に解説します。

司令を務める児玉陸将補のお話から紹介です。

 

空ていとは「空中てい進」のことで、空てい部隊は輸送機などの航空機を利用し、落下傘で舞い降りる「空中機動」が可能な部隊の事を言うようです。

 

今回は少し専門的ですね。でも偉い人の言葉です。重みがあります。

 

また児玉司令はこのようにも述べられています。

 

「第1空てい団は空中機動力を生かして、日本全国をまたにかけて活動します。

侵略への対処はもちろんのこと、災害派遣でも最も困難かつ重要な場面においても投入される精鋭部隊です。隊員たちはいかなる状況でも身を挺して国土・国民を守る盾となります。」

 

空てい団の覚悟とその練度には驚かされます。

まさに陸上自衛隊の精鋭部隊の方々ですね。

毎日の訓練、本当にお疲れ様です。

 

また、司令のモットーに感銘を受けたのでご紹介です。

 

「モットーに空てい精神、てい進赴難(ていしんふなん)と言う言葉があります。

困難に立ち向かうという事、陸自を代表する気持ちでこれを示し続けることが、空てい隊員の誇りです。」

 

どんなこんなにも負けないでほしいです。

空てい団は国の守りの要であり、精鋭部隊だという事が伝わってきます。

そして覚悟の違いに感銘を受けました。

国防のためにこれからも頑張って下さい。

 

最後にこのような事もお話されてます。

 

「いざ有事になった時、本当に戦える集団であること。

これが、部隊のそして、自衛隊の存在意義です。

我々の空てい部隊の訓練は毎日命がけです。危険を感じつつも任務遂行に耐えられるように錬成に励んでいます。国として、どんな困難からも断固として国を守る。防衛するぞと言う意思を示すことにつながると考えます。」

 

 

本当に頼もしいです。

 

心からそう思います。

 

ここで空てい作戦についての紹介です。

 

空てい作戦は、陸地を徒歩や車両で移動することが出来ない行動をします。

驚くことは、敵がすでに支配しているか、敵の脅威を受けている地域などに航空機を利用して急行し、隊員を降下、もしくはヘリコプターを使っての降着(ヘリボーン)を利用して、他の陸上部隊との連携を図る部隊のようです。

 

敵の勢力下で、他の部隊から独立して行動する局面も多く孤立無援で補給もないような過酷な状態でも戦い抜くことが求められるのが第1空挺団なのです。

 

 

孤立無援でも戦い抜く。想像を絶する任務ですね。

隊員たちは、機動力を生かして、敵の背後などに降下して、侵略から国を守ることを任務としています。

 

その覚悟に日本人の誇りを感じるのは私だけでしょうか?

 

降下訓練は年間約1万回以上も行われているようです。

 

第1空挺団にとっては通常の訓練。

 

隊員の皆さまは「何度飛んでもなれることはありません。油断せず毎回丁寧に慎重に訓練に臨んでいます。」

 

とても謙虚なのですね。

 

ここで空ていレンジャー過程を少し紹介です。

 

毎年3割もの脱落者を出すこともあるというから驚きです。

過酷な訓練なのですね。

 

第1空挺団の隊員は幹部・陸曹に関係なく空ていレンジャーの資格を持たなければならないそうです。

 

不屈の精神を養い、組織で戦う重要性を学び仲間との信頼関係が深まるとのことです。

 

空てい部隊の歴史は第1次世界大戦時のドイツにあるそうです。

 

少人数で、空てい降下作戦は偵察任務が主でしたが世界中で研究が進み、大規模な空てい部隊を作ったのが旧ソ連軍が最初になります。

 

日本でも戦時中に研究が進み、大規模な旧陸軍降下部隊を編成。油田や製油施設を奪取します。そのことから「空の神兵」と呼ばれるようになりました。

 

戦後はアメリカ軍の指導の下、訓練を受けて空てい部隊を創設。

日本軍の精神を受け継ぎながら技術力も身に付けていったのですね。

 

何だか誇らしく思えてなりません。

 

習志野駐屯地には今も、日本軍の資料などが大切に保管されています。

伝統と歴史を感じますね。

 

まとめ

 

習志野の駐屯地に第1空挺団があることを初めて知りました。

・児玉司令のお話はとても興味深くて空てい団や国防について考えさせていただきました。

・そのモットーに感動です。日本と陸上自衛隊の誇りです。

・空てい作戦と訓練の過酷さを知って驚いています。

・空ていの歴史を知って感動です。「空の神兵」を初めて知りました。

 

空ていのことを知って、驚くことばかりです。まさに国防の最前線で戦う部隊なのですね。空ていの訓練だけでなく、作戦内容も壮絶すぎて言葉もありません。

島しょ防衛も含めて日本の国防の事情は待ったなしです。

これからも訓練を頑張ってほしいと心から思っています。

 

そんな自衛隊の記事を書きながら自分の勉強不足を恥ずかしいと思うようになりました。

読者さまにもっと自衛隊の事を知ってもらうためには勉強が必要です。

想いを伝えるだけでなく自衛隊の魅力と実力を多くの人たちにしってほしいと考えるようになりました。

 

私たちは普段の生活で自衛隊の事を考えることはあまりないのではないでしょうか?

 

外国では徴兵制度もあり、自分の国は自分たちで守るという気持ちがとても強いようです。

 

日本人だけ、学びが少ない事に大きな疑問を持っています。

 

私のブログを読むだけでも自衛隊の皆さまの努力に報いることができ、勉強にもなるのではないでしょうか?

 

自衛隊は国の宝であり、国民の財産です。

 

わたしはそんなことを思っています。

 

今日の記事が国を守るという事を考えるきっかけになれば幸いです。

 

次回作をご期待ください。

 

読者さまに学びと新しい発見があればとても嬉しいです。

 

最後までご覧いただいて、いつもありがとうございます。