ミリタリー日記☆彡自衛隊応援編。入隊した私のきっかけとは?
こんにちは。元航空自衛官の水沢貴志です。
もうすぐ今年も終わりですね。
昨日のブログでも書きましたが、一年を振り返るとあっという間の一年でした。
今年もあと少しです。
頑張りましょうね。!(^^)!
さて、今日は私が昔、航空自衛隊を志したきっかけについて記事にしようと思います。
これから自衛隊を志したい。
また家族に勧める職業に自衛隊を入れても良いな~
そう思っている方は是非、ご覧ください。
私は中学校と高校をごく普通に過ごしました。
これといった特技もなく、日常がただ漠然と過ぎていきました。
そんな学生時代でしたが、そうした生活が続くことに疑問を持つようになったのは高校3年生の時です。
「このまま大人になってただ会社のために働いてお給料をもらうだけの人生でよいのか?」
そう思うようになった高校3年生のある日、日常に変化が突然、訪れたのです。
それは偶然でした。
地連の人が自宅に来たのです。
地連とは自衛隊に入隊するように勧誘を行う隊員のことです。
今は部隊名が変わって地方協力部となっているようです。
省略して地本と呼ばれることが多いようです。
私はその時は全く自衛隊に興味がなく、丁重にお断りしたのですが、その地連の隊員が自宅に置いて行ったパンフレットを見て愕然としたのです。
飛行機、階級、そしてやりがいのあるお仕事!!!
当時はそのように思い、雷に打たれたかのように、ただそんなお仕事があることを知って
この道に行こう!!!
目指すは航空自衛隊。そして空曹になれる一般空曹候補学生だ!!!
と思ったことを今でも昨日のように覚えています。
しかし、この一般空曹候補学生、今は少し制度が変わり、一般空曹候補生となっているようですが、自衛隊では人気のある難関試験の一つです。
高校をろくに勉強しないで生活をしていた私にはとてもハードルが高かったのです。
当時は高校で面接試験もあり、工場のお仕事を見学することが多く、将来は工場で流れ作業や技術職を専門にすると思っていました。
しかし、その地連の人が置いて行ったパンフレットを穴が開くほど読み、国を守るお仕事にどうしてもつきたい。
そう思い、就職をあきらめて専門学校へ入学して、公務員試験でもある自衛隊の試験の勉強をすることにしたのです。
両親や親せきに頭を下げて学費を出してもらい、高校の先生にも希望を説明。
いろいろと苦労がありましたが、最終的には公務員を目指す、専門の学校での勉強をすることで進路が決まったのです。
「将来は絶対に自衛隊に入る!!!」
そう思った高校3年生の冬でした。
いつもこの時期が来ると当時、国防を志した熱き気持ちと勉強を頑張っていた苦労を思い出しますね。
高校生の時に勉強をもっと頑張っていれば良かった。
しかし、今でも私は仕事に活動に勉強にととても忙しい日々を送っています。
それでも心に思うことは一つです。
若かりし時に日本を守るお仕事に就きたい。
そう思った純粋さが今でもあるのです。
社会に出て大人の事情を知り、外国の脅威にどのように向き合い、そしてどのような人生を送るべきなのか?
今でも答えはありません。
探している途中です。
しかし、いつもブログに書いているように国を想う気持ちだけは揺るがないように気を付けていきたいものですね。
自分の人生をよりよく生きていくためにも、国防のためにもこれからも頑張ります。
明日は専門学校でどのような勉強や生活を送っていたのか?
このことを記事にしたいと思っています。
お楽しみに!!!
水沢貴志