凄腕の教官たち!アグレッサーと呼ばれる飛行教導隊
航空自衛隊の戦闘機パイロットたちに飛行技術などを教える教官たちアグレッサーを知ってさっそく勉強することにしました。
また航空祭には今年も行きたいですね。
いつも、はくりょくがあって感動します。
子供の時はガンダムや飛行機のプラモデルを作ったりしてよく遊んでいました。
今でもかわぐちかいじさんの作品、コミックの「空母いぶき」を読んでいて航空機へのあこがれはなくなることはありません。
F‐35戦闘機はカッコいいですね。プラモデルを作りたくなります。
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今日のテーマも航空自衛隊です。
初心者マークなので知識も少ないですが、いつも分かりやすさとユーモア、
そしてテンポよくお話をしたいです。
お叱りの声やご不満もあるかもしれませんが、今日も楽しくご覧ください。(^^)/
その前にドックファイトを教えるって何?教導ってどういうこと?
など素朴な疑問が出てきます。
そんなことも知らないの?
勉強不足だね。。
意味わかんないし‥‥
などの声がさっそく聞こえてきそうですが、ひとつづつお話していきますのでご安心ください。
まず教導とは教え導くものとあります。
え、それだけ?
そんなお叱りも受けそうですが簡単に説明するとこうなります。
簡素でユーモアを持った分かりやすい説明を心がけています。続きをお楽しみください。
飛行教導隊についての教えることが分かってきたと思うので、今度は、お話の最初にあった映画「トップガン」にまつわる説明です。
「トップガン」もドックファイトを教える学校です。映画でも言っていました。
トップガンは、戦闘機兵器学校の飛行隊です。
NSAWC(海軍打撃・航空作戦センター)といいます。
その隷下部隊としてネバダ州のファロン海軍航空基地で活動しています。
戦闘機はF‐16ファルコンやF‐A‐18ホーネットを使用しています。
また空軍にもアグレッサー部隊は2つもあります。
一つはネバダ州のネリス基地に第64飛行隊があります。
もう一つはアラスカ州にイールソン基地です。
そこには第18飛行隊があり、F‐15やF‐16戦闘機を使用しています。
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では、航空自衛隊ではどこの基地に飛行教導隊があり、どんな部隊になっているのか勉強したので紹介します。
5つの教導隊を集約した航空戦術教導団と言うものが2014年に新設されて横田基地に司令部があります。
主な任務は大きく分けて3つあります。
1つは戦闘機や地対空ミサイル部隊の戦技、戦術に関する研究や関係部隊に対する指導を行っています。
2つ目は電子戦に関する業務と教育です。
3つ目が少し長くて、陸上及び海上自衛隊との協同戦術に関する航空機支援や教育
とあります。
航空自衛隊の部隊は群が複数集まって団になって構成されているようです。
戦い方が年々変わっていく中で部隊編成も日々進化を遂げているのですね。
あたらしい時代の戦い方にも対応できるような訓練を期待しています。
ここで団司令でもある佐藤空将補のお話です。
「いままでは個々に対応すればいいような戦技だけを研究し、高めてきたわけですが
より実際に起こりうる脅威に即した形で連携し、対処方法を研究し、訓練する。
情報交換をすることで航空自衛隊の戦術技量の向上につながるわけです。」
ひと昔のようなただ勝てばよいという考え方はもう古いんだな~と思い知らされます。
陸・海・空の連携も大事なのですね。
とても勉強になります。
また、教育方針に「謙虚さと矜持」とあります。
誇りを持ちながらも謙虚さを忘れない生き方を期待しているようです。
今の時代は弾道ミサイルや諸外国の脅威があります。
時代の変化に対応する自衛隊を誇りに思います。
隊員の皆さま、これからも頑張って下さい。
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ここで、現在までの飛行教導隊の歴史について少し説明します。
飛行教導群は最初は福岡県築城基地にて飛行教導隊として発足しました。
1981年の事です。
その後、1983年に宮崎県新田原基地に拠点を移動しました。
1990年からF‐15イーグルを使用することが決まり、練度を上げています。
そして現在は航空戦術教導団の創設により、2016年6月に石川県小松基地へ移動しました。
こうしてみると部隊の改革の歴史があるなあと思います。
私はずっと新田原基地にあるものとばかり思っていたので、とても驚いています。
そして、今日一番の疑問です。
飛行教導隊についてはわかってきたけど、アグレッサーって何?
素朴な疑問にお答えします。
アグレッサーとは「最強の影」と称される唯一無二の空中戦部隊のことです。
求められていることは絶対的な強さと模範としての誇りだそうです。
まさに最強の戦闘機乗りたちなのですね。
心強いです。
しかし、調べてみると本当に厳しい部隊のようです。
シンボルマークはコブラ!
背中に目を思わせる模様もあり背後に警戒を怠らないようです。
もう一つのシンボルマークはなんとドクロ!!
「空中戦に白旗はない。我々に敗北は死だ!」
まさに死と隣り合わせの危険な任務。
訓練では地上で拳銃射撃や要撃管制官の体験や訓練もあるというからさらに驚いています。
書籍やネットでの研究や分析、勉強もあるようで、多くの知識が求められるようです。
また、年間に100回以上も他の基地や部隊に行っての飛行教導訓練があるようです。
年に100回も出張!!
それも自分の戦闘機でです。
営業マンや人気予備校講師並みですね。
大変なお仕事本当にお疲れ様です。
もっと勉強したので続きをご覧ください。(^^)/
飛行教導隊に配属されると徹底的に鍛えられるようです。
最初はあまりの力量の違いに自信を無くす隊員は数知れず。
また、説明のための論理的な思考も求められるようで馬鹿な隊員はひとりもいないようです。
感覚で覚えたことでも理論に基づき個々のパイロットの特性に合わせて細部まで洗礼されたレベルまで飛行技術を引き上げるとあります。
佐藤司令は飛行教導隊についてこのように述べられています
「確認すべきことを確認し、それに基づいてやるべきことを判断し、淡々ときちんとおこなっているだけです。」
日本最強の部隊の隊員が基本に忠実とは‥‥
私も見習いたいです。
最後に一番大切なことを説明させていただきます。
飛行教導隊にとって一番大切なのは人格だそうです。
どんなに技量が高くても「こいつからは教えてもらいたくない」と思われたらアウトのようです。
・人にものを教えるのに向いている人間
・この人の言うことなら素直に聞ける
という人が選抜されるようです。
どこにいっても人柄は大事なのですね。
本当に今日は勉強になった一日でした。
まとめ
・アメリカ軍の編成を始めて知って驚くことばかりです。同盟国の事を何も分かっていない自分が恥ずかしいです。
・5つの飛行教導隊に航空戦術教導団の編成を今日知りました。
・佐藤司令のお言葉に襟を正したい気持ちになります。
・飛行教導隊の歴史を知って時代の変化を感じています。国防は待ったなしです。
・アグレッサーについて詳しく勉強できて学びが多くありました。
最後に、航空自衛隊でも大きな変革があるようで非常に驚いています。
華やかな飛行の裏にはこのような努力と構想があることを知って改めて国防について考えさせていただいた気持ちです。
また飛行教導隊も基本に忠実な事を知り、私も励みになります。
学びで得たことは今後の人生にも活かせることだと信じています。
読者さまの学びと新しい発見があれば今日記事にして良かったと思います。
今日の記事が国を守るという事を考えるきっかけになれば幸いです。
次回作をご期待ください。
最後までご覧いただいて、いつもありがとうございます。