元航空自衛官のミリタリー日記(自称!広報運動員☆彡)

自衛隊ネタと日常をブログにしています。

航空自衛隊ブルーインパルス!!

ブルーインパルスの記事を見つけて思わず、なつかしいなあと思った。

 

大空を駆けるT-4レッドドルフィンに心が躍るのは私だけでないはずです。

 

ブルーインパルスはもはや国民のだれもが知っている航空自衛隊の顔でもあります。

 

ドラマ「空飛ぶ広報室」も見ました。

 

戦闘機のパイロットだった主人公が広報官になり、ヒロインと共に成長する姿は自衛隊の青春のように思えてなりません。

 

特に最後のシーンが印象的です。

 

被災した松島基地での出来事、そして、幸せを掴んだ主人公たち。

 

とても夢のある物語です。良かったら見てほしいと思います。

 

 今日も航空自衛隊のお話です。

 

それも誰もが知っているようなお話なので解説や説明は簡単なものになっています。

それでも防衛については初心者マーク。

勉強をしながら自衛隊の実力や国際情勢に関心を持つようになりました。

私のブログで皆さまにも自衛隊への興味を持っていただければと思いながらアップしています。

 

今日も最後までご覧ください。(^^)/

 

年間20回以上も行われていると言われているブルーインパルスの展示飛行。

宮城県松島基地に所属する第4航空団第11飛行隊です。

 

航空自衛隊のアクロバット飛行、正式には展示飛行と言うようですが専門部隊として

ブルーインパルスと呼ばれています。

 

現在ではインパルス女子もいてとても人気があるまさに国民的なイベントなのです。

 

インパルス女子とはブルーインパルスを追いかける主婦や女子の事です。

 

プロもびっくりな本格的な撮影機材で写真や動画を撮り、航空無線まで使っているから驚きです。

 

 いろいろなブログやSNSでも話題になっていて知っている人は知っているようです。

 

日本全国の展示飛行に参加しては写真撮影や憧れのパイロット、ドルフィンライダー

との会話や出会いを楽しみながら思い出に変えているようです。

 

もっとブームになればいいのにと思いながら記事にしています。

 

6機のT‐4レッドドルフィンでの曲技飛行にはどんな人が見ても感動があると思います。

 


ラグビーワールドカップ2019日本大会開会式 ブルーインパルスセレモニーフライト

また、航空祭には音楽隊の演奏や体験搭乗などのイベントもあり、楽しみがたくさんあります。

 

私も航空祭は毎年楽しみにしています。

 

家族やカップルで行くといい思い出作りになると思いますよ。

お勧めのイベントです。

 

そんなブルーインパルスですが創設からもう50年以上が過ぎています。

 

今のブルーインパルスは実は3代目の機種なのです。

 

通算1000回以上の飛行を行っていますが、現在のT‐4は1995年から飛行していて

ブルーインパルスとしては3代目で、初代はF‐86Fです。

 

当時アメリカから供与された主力戦闘機でもありました。

 

2代目はT‐2です。三菱重工業が開発した国産の超音速高等練習機です。

 

スモーク発生装置を備えていました。

 

そして現在のT‐4は中等ジェット練習機です。

 

パイロットの養成のためにも使われています。

 

T-4はマッハ0.9、もあり、上昇性能に優れて機動能力や低速能力も高いです。

 

ブルーインパルスの歴史は1960年までさかのぼります。

 

航空自衛隊の発祥の地浜松基地第1航空団の第2飛行隊内に「空中機動研究班」が誕生しました。

 

1964年の東京オリンピックでは初代F‐86Fが開会式で輪を描きました。

 

1970年の大阪万国博覧会では「EXPO"70」と文字を描いたことで有名になりました。

 

その後、空のドルフィンと愛称で呼ばれるT‐4に飛行技術と伝統が引き継がれていったのです。

 

T‐4ブルーインパルスのデビュー飛行は1996年です。

 

防衛大学校の入学式でフライバイを初めて行っています。

 

しかし、そんなブルーインパルスには悲しい出来事があるのです。

 

東日本大震災です。

 

活動拠点にしている宮城県も被災したためおよそ2年間も帰還することが出来ずにいました。

 

その間は、福岡県芦屋基地を拠点にしていたのです。

 

帰還を待っていたのは自衛隊員だけではありません。

 

それは宮城県東松島市の市民の皆さんも同じ気持ちだったのです。

 

当時小学6年生だった、ひろとくんはブルーインパルスについてこんな気持ちをお話しています。

 

「飛行機が大好き。たまにブルーインパルスの飛行訓練を見に行くことがあります。

3月31日にブルーが戻ってきたときはうれしかったなあ。」

 

好きなアクロバットは空に描く「スタークロス」と言う技だそうです。

 

「ほんと、自衛隊の人たちってかっこいいなあ」

 

聞いているだけで童心に帰り、ブルーを見に行きたくなります。

 

 

最後にブルーインパルスは震災があったあと、今でも私たちの空を飛び続けています。

 

多くの人に夢と感動を届けてほしい。

 

そんなことを思いながらのブログです。

 

いかがでしたか?

 

自衛隊についてまた、ブルーインパルスについて分かりやすく解説できて、読んでいただいた方に自衛隊への理解が深まれば今日記事にして良かったと思います。

 

日夜、日本と国民のために頑張る隊員の皆さまは私たちの誇りです。

そして思うのです。

 

自衛隊は国の宝であり、国民の財産です。

 

私はそんなことを思いながらブログにしています。

 

次回作をご期待ください。

 

最後までご覧いただいて、ありがとうございます。